注文住宅で人気のパントリー!設置する際のポイント3選をご紹介
近年では住宅の中に「パントリー」を設置する人が増えてきています。
共働き世帯が増え、毎日買い物に行くのではなく週に一度か二度の買い物で1週間分の食材を購入し、自宅に保管する家庭が増えてきているからだと言われています。
そもそも「パントリー」にはどんな魅力があるのでしょうか…
この記事では、パントリーとは何か、パントリーのメリットデメリット、設置する際の注意点などについて解説いたしました。
■ パントリーとはなんのこと?
パントリーとは、キッチンの横に設置する食品庫です。
収納のための小さな部屋のようなイメージを持っていただけたら良いでしょう。
主に食材を収納する場所として活用されますが、家電や鍋などの大きなものも収納できます。
現在では、調味料やレトルト食品、缶詰などの種類が豊富になりました。
また共働きの家庭も増加していることから、週末にたくさんの食材を買い溜めている場合もあるでしょう。
そのような時にパントリーが役に立ちます。
通常、パントリーは常温で保存しても腐らないものを保管しておくのに使われます。
冷蔵や冷凍をする必要のあるものは、冷蔵庫で保管します。
そのため、パントリーと冷蔵庫を上手に組み合わせて使用できるでしょう。
その際にパントリーと冷蔵庫の位置関係が重要になってきます。
また、パントリーは小部屋タイプと壁面収納タイプの2つに分けられます。
小部屋タイプは、ウォークインのものとウォークスルーのものがあります。
そして、壁面収納タイプには、食器棚がついているようなものや、部屋の角を上手に利用したコーナーパントリーなどもあります。
棚に引き出しがついているものもあり、バラエティに富んでいます。
■ パントリーのメリットとデメリットとは?
続いては、パントリーのメリットとデメリットをご紹介します。
1つ目のメリットは、なんといってもたくさんストックできることです
近年の生活スタイルは多様化しています。
週末に大きなスーパーに行き、大量買いされる方もいらっしゃるでしょう。
たくさん食品を買っても収納場所に困らないのが、パントリーです。
また、災害もいつ起こるかわからないですよね。
そのリスクも考えたときに、パントリーにたくさん食料をストックできることは大きなメリットです。
2つ目のメリットは、収納したものを探しやすいことです
パントリーには、収納棚がオープンな状態になっているものが多いです。
そのため、収納したものを探しやすいという特徴があります。
通常のキッチン収納であれば、棚になっているものが多いです。
棚だとどこに何を入れたかわからなくなり、探す手間が発生することもあります。
そのような手間を省くのにもパントリーは有効です。
デメリットとしては、デッドスペースとなってしまう可能性があることです
必要性をあまりよく考えずに設置してしまうと、上手に活用できず無駄なスペースになる可能性もあるでしょう。
デッドスペースにしないために、本当に必要かよく考えることが大切です。
■ パントリーを設置する際のポイント3選!
最後に、パントリーを設置する際のポイント3選をご紹介します。
①家事動線を考慮して設置すること
上記でも少し触れましたが、パントリーは冷蔵庫との位置関係が重要です。
要冷蔵のものは冷蔵庫へ、冷蔵不要のものはパントリーへ収納することで、キッチンの周辺をすっきりと整理整頓できます。
また帰ってきた際に、すぐに食品を収納できると便利でしょう。
そのためには、家事動線を考える必要があります。
パントリーを設置することで、どのような動きになるのかシミュレーションしてみてください。
そして、使いやすい場所に設置すると良いです。
②建築士にアドバイスをもらうこと
パントリーと一口に言っても、小部屋タイプや壁面収納タイプなどの色々な種類があります。
そのタイプのものが適しているかや家事動線の観点で問題ないかなど、プロに相談してみることをおすすめします。
当社では、「使いやすさ」を重視したキッチンを提供しております。
キッチンやパントリーに関してご不明点がある場合は、お気軽にお問い合わせください。
③暮らしに本当に必要なのか考えること
パントリーは必ず設置しなければならないものではありません。
家庭によっては、パントリーがいらないところもあるでしょう。
必要かどうかは、家庭の食品の量を確認してみると良いです。
注文住宅の設計に取り掛かる前に、キッチンに片付けているものをリストアップして、食品の保存量を確認できます。
キッチン収納のみで十分足りそうであれば、パントリーを設置する必要はないかもしれません。
まとめ
この記事では、パントリーとは何か、そのメリット、デメリット、そして設置の際のポイントをご紹介しました。
ポイントとしては、家事動線を考慮すること、建築士に相談すること、そして暮らしに本当に必要か考えることでした。
設置するかお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
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