新しい家を選ぶ際、日当たりの良さは多くの人が重視するポイントの一つです。
日当たりの悪い家には、健康被害や日常生活での不便が潜んでいます。
この記事では、日当たりの悪い家で後悔する理由と、日当たりが悪い際の対処法を紹介します。
■ 日当たりの悪い家で後悔する主な理由
① 家の中に日が届かない
日当たりの悪い家では、自然光が少なく、セロトニンと呼ばれる「幸せホルモン」の生成量が減少します。
セロトニンの生成が少ないと、うつ病のリスクが高まる可能性があります。
さらに、ビタミンDの生成も減少し、骨粗しょう症のリスクが高まることも考慮に入れるべきです。
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける重要な栄養素であり、その不足は全身の健康に影響を与える可能性が高いです。
② 洗濯物の乾きにくさ
日当たりが悪いと、洗濯物が乾きにくくなります。
乾きにくい環境では、洗濯物から不快な臭いが発生する可能性が高くなります。
さらに、室内の湿度が高くなり、生活が不快になることもあります。
湿度が高いと、家具や壁にも影響を与え、家全体の環境が悪化する可能性もあるため、日当たりの悪い家は可能な限り避けるべきでしょう。
③ カビと虫の発生
日当たりの悪い家では、カビが発生しやすくなります。
カビは、感染症やアレルギー、中毒などの健康被害を引き起こす可能性があります。
また、湿度が高い環境は、虫が発生しやすくなるため、その対策も必要になります。
④ 体内時計の乱れ
日当たりが悪い家では、体内時計が乱れやすくなるため、すっきりと目覚められなくなる可能性があります。
目覚めの悪さが長期化すると、全体的な生活リズムにも影響を与えます。
さらに、体内時計が乱れると、食欲や体温調節にも影響が出ることがありますよ。
■ 日当たりの悪い際の対処法
日当たりが悪い家を避けようとしても、立地や環境の変化によって日当たりが悪くなってしまうことがあります。
ここでは、日当たりが悪くなってしまった際や日当たりの悪い立地の対処法を紹介します。
*吹き抜けを作る
吹き抜けを作ることで、高い位置から自然光を取り込めます。
自然光が入ることで部屋全体が明るくなり、吹き抜けによる開放感も生まれます。
ほかにも通気性が向上し、室内の湿度を下げる効果も期待できます。
*庭を作る
庭を作ることで建物間の距離が広がり、太陽光をより取り込みやすくなります。
ただし、庭に湿気がこもる可能性もあるため、その対策も必要です。
庭を作ることで、自然とのつながりも感じられ、心地よい生活空間を演出できますよ。
*居住空間を変更
リビングを2階に配置することで、日当たりが良くなる場合があります。
2階は1階よりも日が当たりやすく、明るい環境を作りやすいです。
ただし、階段の上り下りが増えるというデメリットも考慮する必要があります。
■ まとめ
日当たりの悪い家は、太陽光が入らなかったり洗濯物が乾かなかったりする以外にも、カビや虫の発生、体内時計の不調といった被害が発生します。
これらの被害を抑えるためにも、吹き抜けや庭の作成、居住空間の変更をして対処していきましょう。
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